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「ぶなしめじ」の知っておきたい!栄養と調理・保存のコツ【食育コラム】

きのこ類は、現代人が不足がちな食物繊維が豊富なだけでなく、価格が比較的安定しているため、家計の強い味方です。

なかでも「ぶなしめじ」は、食感がよく味にクセがないため、和洋中、どんな料理にも合うのがよいでしょう。
幼稚園・保育園の給食でも、炊き込みごはんや汁物などで重宝しています。

「ぶなしめじ」の知っておきたい!栄養と調理・保存のコツ【食育コラム】
「ぶなしめじ」の知っておきたい!栄養と調理・保存のコツ【食育コラム】

ぶなしめじ の旬

人工栽培品種のぶなしめじは通年出回っていますが、天然のぶなしめじは、9月~11月ごろが旬です。

ぶなしめじ の栄養

ぶなしめじは、100g中22kcalと低カロリーで、三大栄養素の代謝に必要なビタミンB1・B2、ナイアシン、パントテン酸、カルシウムの吸収を助けるビタミンD、ナトリウムを体外に出しやすくするカリウムなどが含まれているのが特長です。

また、しいたけのうま味成分で知られる「グアニル酸」も含まれています。うま味成分は、冷凍することで細胞壁が壊れ、出やすくなります。普段、ぶなしめじを冷凍しない方は、いちど試してみるのもよいでしょう。料理が一層、美味しく感じられるかもしれません。

おいしい「ぶなしめじ」の選び方

ぶなしめじは、かさの色が濃い茶色で、開き過ぎずハリがあるものを、また、軸は太く、短いものがおすすめです。

ぶなしめじ の調理のポイント

ぶなしめじを美味しく食べるコツを知って、調理に活かしてみましょう。

ぶなしめじ の石づきを切る

ぶなしめじは、根元(石づき)を切り落とし、1本ずつほぐします。その後は料理に合った使い方をしてください。

ぶなしめじ の風味を活かす

ぶなしめじの下処理は、水洗いせず、ペーパータオルなどで軽く汚れを拭き取る程度に。洗うと、特有の風味や食感が損なわれます。

ぶなしめじ の油を控えめに

ぶなしめじは、油を吸いやすいため、気になる場合は使用量を少なめにされるのがおすすめです。

ぶなしめじの保存方法

次に、ぶなしめじの保存方法をご紹介します。

ぶなしめじ の冷蔵保存

根元(石づき)を残したまま、キッチンペーパーで包み、保存袋へ。野菜室で保存し、なるべく数日程度で使い切ります。

ぶなしめじ の冷凍保存

根元(石づき)を切り落とし、1本ずつほぐしたら平らにし、冷凍用の保存袋に入れて冷凍室へ。保存の目安は1カ月程度です。

ぶなしめじ の解凍

凍ったまま、汁物や炊き込みご飯などに活用できます。

「ぶなしめじ」を離乳食に取り入れる時期と硬さの目安

ぶなしめじは、離乳食後期(9~11カ月ごろ)から与えられますが、嚙み切りにくいため、急いで取り入れる必要はありません。与える場合は、加熱をし、細かく刻んでからあげましょう。

完了期(1歳~1歳半ごろ)からは、離乳食中期同様に加熱をして、細かく刻むことで与えられます。

「保存した食材」を離乳食・幼児食に取り入れる場合

赤ちゃんは細菌に対して抵抗力が弱いため、冷蔵保存したものは当日、冷凍保存の場合で1週間を目安になるべく早めに使い切りましょう。幼児の場合でも、冷蔵保存で数日、冷凍保存で2週間以内が目安です。また、食べさせる前には、必ず再加熱してから与えます。

食材を離乳食に取り入れる時期と硬さの目安|保存した食材を離乳食・幼児食に取り入れる場合

※赤ちゃんの発育・発達には個人差があります。
はじめて与える場合は、平日の医療機関が開いている時間帯がおすすめです。お子さんの様子をみながら離乳食を進めてください。

まとめ

ぶなしめじは、歯ごたえや風味が良く、煮物や炒め物、和え物など幅広い調理法と相性抜群です。

低カロリーなため、料理に取り入れることでカロリーを控えつつ、ボリュームアップにも役立ちます。

ぶなしめじ」を使ったレシピのご紹介

「きのこの炊き込みごはん 」お母さんの味・昭和の和食レシピ
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