「幼児期の食事」は、とても重要だとご存知ですか?
私たちはこどもたちの健やかな成長を願い、園での給食を大切にしています。
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こどもたちのカラダは、食べ物でつくられます
給食について、保護者のみなさまにご理解いただき、「ともにこどもたちの成長を支えていきたい」と常に願っております。
私たちのカラダは「食べもの」で作られています
お子さんは何グラムで生まれましたか?
授かった小さな命は、乳児・幼児期を経て中学・高校生になるまでに大きな成長をとげますが、そのカラダをつくっているのは、すべて「食べ物」です。
それを考えると、「食べ物」こそがこどもの成長のすべてを支えていると考えると、食事がいかに大切であるかわかります。
生まれてから5歳までのこどもは「初めて食べる」冒険の連続です
おうちで野菜たっぷりの栄養満点の料理をこどもにつくって食べさせようとしても、「イヤイヤ」と食べてくれないことも多いと思います。
あまい、しょっぱい、固い、柔らかいと、食べる体験を繰り返すこどもたちにとって、食べるということは毎日が冒険の連続です。
食べ慣れないもの、色・食感から「これはイヤ」と反応することも多いですが、これは決して「キライ」などの決定的なことではなく、まだまだ体験が足りていないだけなのです。
「食べないから、嫌がるから」と大人が先回りして「この子はこれがキライ」と判断するのは早すぎます。繰り返し練習することが大切です。
園での給食は、こどもたちの食べる力を育みます。
こどもが「食べようと挑戦する機会」を、つねに体験できる「園での給食」は、こどもにはとても大切な時間です。 家では食べないものでも、「先生に励まされたり、まわりのお友だちが食べる姿をみて」食べられるようになるお子さんはたくさんいます。
ご存知ですか? 「正しい食習慣」は「正しい味覚」の上に築かれます
初めての食材や料理をたくさん経験する幼児期は、味覚の成長が著しい時期でもあります。
それを考慮して給食ではうまみ調味料や顆粒だしをひかえ、素材そのものの美味しさを味わうことを大切にしています。
「濃い味でないと美味しくない・塩分が高くないと満足しない味覚」ではなく、出汁(だし)をきかせた自然でやさしい味付けを美味しいと感じる豊かで正しい味覚を育みます。
その正しい味覚が、将来、自身で食事を選ぶ年齢になったとき、「正しい食習慣」を築く土台となるからです。
園の給食は次の5つを大切にしています
弊社の給食についてご説明します。
1.野菜たっぷり「和食が基本」の給食です
和食はその歴史と「うま味」を上手に使った動物性油脂の少ない健康的な食事であることから世界中から注目されています。
園では野菜たっぷりの「煮物」、「酢の物」、「和え物」など、日本の食文化であるお母さんの味「和食」を基本に、カレーやから揚げなど、こどもたちに人気の献立も取り入れます。
日々の給食の中で、自然と多くの種類の食べ物や料理を味わい、健康的でバランスの良い食事をする経験を積み重ねることができます。
2.丁寧に手づくりした美味しい給食です
トンカツ、白身フライも冷凍食品は使用せずすべて手づくりです。
手づくりは添加物が少なく安心なだけでなく、なにより美味しいです。
ひとつひとつ丁寧に手づくりしています。
3.「噛む力」を育てる献立です
「噛む力」はこどもたちの顎の発育、脳の発達など健やかな成長には欠かせません。
少し大きめに食材を切ったり、切り干し大根や昆布など噛み応えのある食材を上手に組み合わせて、こども達の「噛む力」を大切に育てます。
4.「ごはん」を基本としています
ごはんは様々なビタミン・ミネラルを含む栄養食で、「米と水」だけで調理するシンプルな食材です。
健康的で栄養満点・腹持ちもよい「ごはん」をしっかり食べて、午後の園活動に元気に取り組めるよう給食は「ごはん」を基本としています。
5.「なんでも美味しく食べられる」は、こどもの豊かな人生を育みます
「なんでも美味しく食べられること」は、こどもの健康の土台となるだけでなく、人生を豊かにすると考えます。
旬の野菜や栄養満点の海藻・豆類、肉や魚などの食材だけでなく、和食を基本に中華・洋食などのさまざまな味付けや料理を提供することで、こどもたちが「なんでも美味しく食べられる」ことを応援します。